じっくり育てる根菜類〜サトイモ

じっくり育てる根菜類〜サトイモ




根菜類サトイモをじっくり育てる!
サトイモ  サトイモ科

難しそうなサトイモも意外なほど簡単に自家栽培できます。
ポイントは、健康な種芋(ずんぐりと丸く、ツンと芽が出たもの)を選ぶことと、深く植えすぎないこと。 深すぎると芽がでないので、種芋の頭と土の表面までは5cm程度にします。 根が深く張り、生育期間も長い野菜なので、元肥は畝の中央に溝を掘って埋めます。

・肥料
堆肥2〜3kg(1uあたり2〜3kg)
化学肥料110g(1uあたり100g)

・土作り、植え付けとマルチング
@畝の中央に深さ30cmの溝を掘る。溝の幅はクワの幅(約20cm)でOK。
A溝に元肥(堆肥と化学肥料)を入れます。
B両わきの土を埋め戻し、幅40cmの畝を作ります。
肥料と種芋がふれないので、直後の植え付けも可能。
C穴なしマルチシートをかぶせ、中央に50〜60cm間隔で植え穴をあける。
株間は広くとるほどイモの生育は良い。
D芽が出ている方を上にして植える。
種芋は大きくて傷みがなく、芽が出ているものが◎。
E土をかぶせて軽く押さえる。
種芋と土の表面までは約5cmにする。

・追肥と中耕、土寄せ
植え付けてから、2〜3週間で芽が出ます。
発芽後3週間くらい経ってからとさらに1ヶ月くらい経った梅雨明け前くらいに、 株間や畝間に油かす、化成肥料など施します。その後、中耕、土寄せをします。

・敷きわら
気温が高くなり、日差しが強まると盛んに大きくなりますが、土が乾くと生育しなくなりますので、 梅雨が開けきらないうちに、わらなどで、根元を覆い、ときどき水をやります。 雑草とりも大切な作業です。

・収穫
秋も深くなって、霜の降りる頃になると、地上の茎や葉が枯れたようになります。
天気の良い日に掘り出しましょう。 掘り起こした子イモ、孫イモをはずして、泥付きのまま風通しのよいところに貯蔵します。

 種蒔きの時期 ⇒ 4月〜5月
 手入れの時期 ⇒ 5月下旬〜6月下旬(土寄せ・追肥)
                      7月中旬(土寄せ・追肥)

 収穫の時期  ⇒ 11月



野菜を育てるガーデニング

よろしければ、どうぞゆっくりご覧ください。