じっくり育てる根菜類〜カブ
じっくり育てる根菜類
かぶ アブラナ科
ダイコンに比べて栽培期間が短く、土中に深く入らないので土地を選ばず、手軽に誰でも楽しめる野菜です。
かぶは、15〜20度の涼しい気候を好み、約1ヶ月半で収穫できるので、
秋の初めから終わりまでの間に2〜3回に分けて種をまくと、長い間楽しむことができます。
春まきもできますが、初心者には、作りやすい秋まきがいいでしょう。
土質は、水分の多い粘質の土の方がよくできますが、そんなにこだわることはありません。どこでもよく育ちます。
・種まき
簡単に耕しておきます。幅10〜15cmの種まきの溝を浅く作り、化学肥料を施し、2〜3cm土を戻します。
種を2筋にまいて、1cmほど土をかけます。
幅90〜100cmの平らな床を作り、種をばら撒いてもかまいません。
適温なら2〜3日で発芽します。
・間引き
生育するにつれて込み合った部分を間引きます。
最後には、株間が10〜15cmになるようにします。
・追肥、水やり
間引きのつど、化学肥料か油かすを与えます。
土の表面が乾いた時は水遣りをします。
追肥を兼ねて、油かすの腐熟液や液肥を与えるのも良い方法です。
・収穫
小カブは、秋まきで種まきから40〜50日、中〜大カブは60〜100日くらいで収穫できます。
やや早めに収穫したほうがおいしく、長くおくと、すが入ります。
種蒔きの時期 ⇒ 3月下旬〜4月上旬(春まき)・9月(秋まき)
手入れの時期 ⇒ 4月中旬(追肥)・10月中旬(追肥)
収穫の時期 ⇒ 5月中旬〜(春まき)・11月〜(秋まき)
野菜を育てるガーデニング
よろしければ、どうぞゆっくりご覧ください。