健康野菜〜オカヒジキ

健康野菜を育てる!〜オカヒジキ




おかひじき
< カルシウム、ビタミンAがたっぷり! >

海岸の砂地に自生する1年草で、葉がひじきに似ています。
14時間以上の日長になると花芽が分化します。
若いうちはやわらかくて緑色の葉も、開花結実するころには5mm前後の正三角形のとがった葉になります。

発芽適温は、20〜25度とされ、種子の寿命は1年です。
酸性の土壌を嫌います。多肥にする必要はありません。

・栄養
おかひじきに含まれる栄養成分量 (日本食品標準成分表より)
(注意)表示される値は、可食部100g当たりに含まれる成分を表す。
    mcgは、マイクログラムを表す。

おかひじき ホウレンソウ
たんぱく質  (g) 1.4 2.2
炭水化物  (g) 3.4 3.1
ナトリウム  (mg) 56 16
カリウム   (mg) 680 690
カルシウム (mg) 150 49
マンガン   (mg) 0.66 0.32
βーカロテン(mcg) 3300 4200
レチノ−ル (mcg) 280 350
ビタミン K (mcg) 310 270
ビタミン C (mg) 21 35
パントテン酸(mg) 0.22 0.20

・畑の準備
堆肥類と適量の配合肥料などを施して、60cm幅のまき床を作ります。

・種まき
種を3〜4日水に浸しておきます。
ばら撒きにして、軽く覆土をします。

・間引き
込み合ったところを間引きます。

・追肥
生育状態を見ながら、とこどき液肥を与えます。

・収穫
種まき後30日前後で、草丈5〜10cm、本葉6枚ころより収穫を始めます。 あまり大きくなると、茎葉が硬くなり食べられなくなりますので、12〜15cmくらいまでに収穫をします。 芽先を刈り取った後、花芽ができずやわらかい側枝が伸びてきたものも収穫します。

・採種
9月中旬頃茎葉が黄変し、早く開花したものが完熟して脱落し始める頃、刈り取ります。 風で乾かした後、脱粒、貯蔵します。


 種蒔きの時期 ⇒ 4月〜7月上旬

 手入れの時期 ⇒ 生育状態により液肥を与える



野菜を育てるガーデニング

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