種から育てる葉菜類〜白菜
白菜 アブラナ科
白菜には春まきと秋まきの2種類あります。
家庭では、9月に種をまき、秋から冬にかけて収穫する秋まきがおすすめです。
・土の消毒
菜園を20cm深さに耕し、1uあたり苦土石灰か消石灰を150〜200g散布して土と混ぜます。
・菜園の準備
白菜は結球するのに地力が必要ですから、元肥をたっぷり入れて土に栄養をつけます。
畝幅60cmとり、深さ15〜20cmのまき溝を掘り、堆肥と化成肥料を半々に混ぜた元肥を厚さ10cmほど入れ、
2〜3cm厚さにならしておきます。水はけが悪いと病気が多くなりますから、高畝にするか排水溝を作っておきます。
・種まき
北日本では8月中旬、関東地方なら8月下旬、西日本では、9月初旬に種をまきます。
早くまきすぎると暑さや害虫のため育てにくく、遅すぎると結球するまで(約80日)に寒さにあって結球しないことがあります
畝にたっぷりの水をやり、株間40〜45cm間隔、1箇所に10粒くらい直径約10cmの円を描くようにまきます。
種まき後5mmの厚さに覆土し、表面を軽く押さえます。
・間引き
本葉1〜2枚のころ1回目の間引きをして、1箇所に5〜6株残します。
以後、本葉3〜4枚のころには2〜3株残し、本葉5〜6枚のころには1箇所1株になるようにします。
・追肥
間引きを終えたら、化成肥料を1株に10gほどを15日に1度2〜3回施します。
株元からやや離して与え、軽く土寄せをします。
結球が始まる前まで行います。
・霜よけ
11月下旬、霜が降りるようになったら、広がっている外葉で株を包み、紐かワラで縛ってやります。
・収穫
12月に入って、結球が完成したものから収穫します。
種蒔きの時期 ⇒ 8月中旬〜9月初旬(秋まき)
手入れの時期 ⇒ 9月中旬〜10月(追肥・土寄せ)
収穫の時期 ⇒ 12月(秋まき)
野菜を育てるガーデニング
よろしければ、どうぞゆっくりご覧ください。