種から育てる葉菜類〜小松菜
種から育てる!葉菜類
小松菜 アブラナ科
<代表的な青菜で、「つまみ菜」としても知られています>
暑さや寒さにも強く、丈夫で育てやすい品種です。
テラコッタなどで育てると、見違えるほどオシャレなイメージに変身します。
小松菜は栄養価も高く、とりたては甘くて香りも抜群です!
真冬以外はほぼ一年中、短期間で栽培できます。
・種まき、育て方
害虫(アブラムシなど)の多い5〜8月に無農薬栽培は大変なので、やはり秋蒔きがおすすめです。
小松菜(アブラナ科)は白サビ病、ヨウ病などにかかりやすいので、
大病性にすぐれた品種、また季節にあった品種を選びましょう。
種をまくときは、指の先や棒などを使って、畑のようにすじ状に
できるだけまっすぐ、深さ1〜2cmくらいの種をまく溝を作ります。
溝の中に0.5〜1cm間隔に種をまき、指先で溝の両側の土をつかむようにして
そっと土をかぶせていき、平らにならして手のひらでそっと押さえてなじませます。
そして、たっぷりの水を与えるのですが、勢いが強いと表土や土の中の種を流してしまいますので、
できれば霧吹きなどを使って水をたっぷり与えてください。
ばらまいた種は約3〜4日で発芽するので、双葉が出たら水を与え、
その後も土の表面が乾いたらたっぷりの水を与えます。
葉が伸びて込み合ってきたら、そのつど生育のよいものを残し、生長の悪いものを抜いて間引きをします。
(間引くと土が減るので、必要に応じて土を足しましょう。)
※ 間引くときは、残す苗の根元を片方の手で押さえて引きます。
・収穫期
種まきから30〜40日後、 草丈が20〜25cmくらいになったら収穫時です。
葉が7〜8枚になったら葉が大きく色のよいものから本格的に収穫します。
根元をしっかり握り、1株ずつ丁寧に葉を傷つけないように引き抜きましょう。
・気をつけよう!
小松菜をはじめ、アブラナ科の天敵はアオムシとアブラムシ。
種まき直後から防虫ネットなど予防することをおすすめします。
もちろん、見つけたらスグにとり除きましょう。
種蒔きの時期 ⇒ 3月〜5月(春蒔き)8月〜10月(秋蒔き)
手入れの時期 ⇒ 4月〜6月(追肥)9月〜11月(追肥)
収穫の時期 ⇒ 1月・5月〜7月・10月〜12月
野菜を育てるガーデニング
よろしければ、どうぞゆっくりご覧ください。