種から育てる葉菜類〜キャベツ
種から育てる!葉菜類
キャベツ アブラナ科
春まきキャベツは、気温が高くなるため結球が悪く、病害虫も多くなります。
初心者でも作りやすいのは、秋まきキャベツです。
涼しさを好むという本来の性質に合っているので、しっかり育ち、寒さにも強く、ほとんど被害がでません。
・育苗
2〜3日して発芽したら覆いを取り除き、密生している部分を間引いて2cm間隔に1本にします。
発芽後約10日、本葉1〜2枚のころ90cm幅の平床かポリ鉢に移動します。
移植床には1〜2週間前に堆肥か化成肥料を1uあたり100g〜200g施し、耕しておき、
苗を15×15cmに1株植えて、本葉4〜5枚になるまで育てます。
ポリ鉢で育てる場合は直径9〜11cmのものに1本ずつ、畑土に2割の腐葉土を混ぜて植え、
根づいたら10日に1回くらいの割合で、化学肥料を1つまみずつ施します。
・菜園の準備
同じ場所での連作は、伝染病にかかりやすいので、3〜4年ごとに植え替えるようにします。
保水力のある肥沃な土地では結球がよく良質なものになります。
11月初めに土を耕し、畝幅は早生種、晩生種では60cmとり、深さ15cmの植え溝を掘ります。
ここに40〜45cmあたり堆肥、乾燥鶏糞、化学肥料を約20gずつの割合で施してから、2〜3cmの厚さに土を戻します。
・植え付け
11月中旬〜下旬、畝に40〜45cm間隔で植え付けます。
苗は深めに植え、北風を防ぐため、畝の北側を高くします。
・追肥
植え付け後2〜3回、10日に1度化学肥料を1株につき約20g追肥し、軽く中耕、土寄せをしておきます。
冬越し 寒さや霜、乾燥から株を守るため、11月下旬ごろに株元に切りわらか、籾殻などを敷きます。
・春の追肥
3月下旬〜4月に2週間に1度ずつ、2〜3回、化学肥料を1株に約20gずつ施し、中耕、土寄せをしてやります。
この作業は、葉が畝を覆うようになる前に済ませましょう。
・収穫
5〜7月結球開始後20〜30日くらいで、収穫適期になります。
硬く締まっているものから、包丁で切り取ります。
あまり長く置いておくと、とう立ちするので、気をつけましょう。
種蒔きの時期⇒9月中旬(秋まき)
手入れの時期⇒11月〜12月(追肥)
・3月下旬〜4月(追肥・中耕・土寄せ)
収穫の時期 ⇒5月中旬〜7月(秋まき)
野菜を育てるガーデニング
よろしければ、どうぞゆっくりご覧ください。