健康野菜を育てる!〜モロヘイヤ
モロヘイヤ
< 食物繊維、ビタミンやミネラルもとっても豊富! >
青菜の中でもずば抜けた栄養価で、クレオパトラも好んだといわれるモロヘイヤ。
硬そうに見えますが、生葉を刻むと粘液が出て、ゆでるとトロッとして滑らかになります。
生育適温は20度くらいで、低温(4〜5度)になると生育は停止します。
通気性、保水性の良い土壌を好み、多湿くらいの方がよく生育します。
・栄養
モロヘイヤに含まれる栄養成分量 (日本食品標準成分表より)
(注意)表示される値は、可食部100g当たりに含まれる成分を表す。
mcgは、マイクログラムを表す。
モロヘイヤ | ホウレンソウ | |
たんぱく質 (g) | 4.8 | 2.2 |
炭水化物 (g) | 6.3 | 3.1 |
灰分 (g) | 2.1 | 1.7 |
カリウム (mg) | 530 | 690 |
カルシウム (mg) | 260 | 49 |
マグネシウム (mg) | 46 | 69 |
リン (mg) | 110 | 47 |
鉄 (mg) | 1.0 | 2.0 |
亜鉛 (mg) | 0.6 | 0.7 |
銅 (mg) | 0.33 | 0.11 |
マンガン (mg) | 1.32 | 0.32 |
βーカロテン (mcg) | 10000 | 4200 |
レチノ−ル当量 (mcg) | 840 | 350 |
αートコフェロール(mg) | 6.5 | 2.1 |
γートコフェロール(mg) | 0.5 | 0.2 |
ビタミン K (mg) | 640 | 270 |
ビタミン B1 (mg) | 0.18 | 0.11 |
ビタミン B2 (mg) | 0.42 | 0.20 |
ナイアシン (mg) | 1.1 | 0.6 |
ビタミン B6 (mg) | 0.35 | 0.14 |
葉酸 (mcg) | 250 | 210 |
パントテン酸 (mg) | 1.83 | 0.20 |
ビタミン C (mg) | 65 | 35 |
・種まきと育苗
種は一晩水に浸した後、水切りをして使います。
深さ10〜15cmの箱、プランターなどに、培養土(赤玉土7、腐葉土3、化学肥料)を入れ、
種をばらまきにして、覆土は5〜6mmにしておきます。
本葉2枚のときに間引いて、株間を6cmにします。
その後、10日ごとに液肥(野菜用)を与え、本葉5〜6枚まで育てます。
・定植
種まき1週間くらい前に、3.3uあたり4kgの堆肥類と化成肥料、
鶏糞などを元肥として基準量施しておきます。
畝幅120cm、株間60cmに1本ずつ植えつけます。
・追肥
10日ごとに液肥を施すか、化成肥料を少量株間においてやります。
・摘芯
草丈が30cmくらいで芽先を摘み取ると側枝が伸びてこんもり茂ります。
・潅水
乾燥期の水やりは、朝夕2回にします。
・支柱仕立て
草丈40cmくらいで支柱を立てて倒伏防止をします。
・収穫
50〜60cm伸びたら、順次、側枝の芽先や葉を摘んで利用します。
種蒔きの時期 ⇒ 4月〜5月
手入れの時期 ⇒ 10日ごと(追肥)
野菜を育てるガーデニング
よろしければ、どうぞゆっくりご覧ください。