じっくり育てる根菜類〜大根(ダイコン)

じっくり育てる根菜類〜大根




だいこん(大根)  アブラナ科
<葉も茎も根もすべて食べられる野菜>
間引き菜にはじまって、葉の先から根の先までムダなく全部食べられるのが大根です。



・菜園の準備
土を20〜30cmの深さに丁寧に耕します。
このとき、土のかたまりや小石、ごみなどを取り除きましょう。
根がまっすぐに伸びていくのに土のかたまりや石ころなどがあると、
根が二股に分かれてしまい、1本根の立派な大根にはなりません。

まき溝の真下には元肥を施さないようにします。 
種をまく1週間くらい前に、あらかじめ土を中和させておきましょう。

次に、種まきの溝を作ります。深さ3〜4cmに掘り上げ、溝に20〜30cmおきに 元肥として化学肥料を一握り(約20g)ずつ入れていきます。

畝はあまり高いと土が乾き過ぎて虫がつきやすくなります。 一般的には、彫り上げた土をまき溝に戻し、やや盛り上げる程度(2〜3cm)にします。 畝幅は、60〜70cmにします。


・種まき
ダイコンは発芽しやすい秋に、 きめの細かくやわらかい土に1p間隔の筋蒔きにします。

ごく薄く土をかけ、水を与えると4〜5日で発芽します。
発芽して10〜15日ごろ、本葉1〜2枚になったときに1回目の間引きをします。 込み合ったところを間引いて、1箇所に3〜4株を残し、追肥と土寄せをしておきます。

本葉が3〜4枚になったら2回目の間引きをして追肥、 土を寄せ、生育中はたっぷりの水を与えます。
本葉5〜6枚くらいで、1箇所に1株を残し定着させます。


・収穫
春まき、夏まき大根は、種まき後40〜50日。
秋まき大根は早い品種では90〜100日で収穫できます。
肩が露出しはじめ、中心の葉が横に広がってきたら収穫適期。

遅れるとスが入ってしまうので注意しましょう。


☆ 間引き菜は葉ダイコンとしておいしくいただけます。


種蒔きの時期 ⇒ 4月(春まき)9月(秋蒔き)

手入れの時期 ⇒ 5月〜6月(追肥)9月〜10月(追肥)

収穫の時期 ⇒ 6月〜7月(春蒔き)10月〜12月(秋蒔き)




野菜を育てるガーデニング

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