健康野菜を育てる〜エンサイ(空芯菜)
エンサイ(空芯菜)
< ビタミンAとカルシウムが豊富 >
茎は中空、地面を這って茂る葉菜です。
多湿を好み、日当たりの良いところならどこでも栽培可能です。
また、挿し芽でも繁殖し、水耕栽培にも適しています。
◎ 栄養
ほうれん草と比べると、カルシウムは1.5倍、ビタミンAは1.4倍も含まれています。
さらに、繊維質もほうれん草の3.5倍もあり、すばらしい栄養野菜です。
・種の準備
水に十分浸しておく。
・畑の準備
元肥として1uにつき堆肥類をバケツ1杯、油かす2握り、化学肥料2握りを施し、畝を作っておきます。
・種まき
株間20cmで1箇所2〜3粒ずつ点まきにし、1cmくらいの覆土をしておきます。
・間引きと追肥
発芽後、本葉4〜5枚で1箇所に2本にします。10日ごとに液肥を施すか、月に2〜3回化成肥料を少量株元ににおいてやります。
・摘芯
草丈が20cmのころ芽先を摘むと、側枝が出てきます。
・灌水
乾燥すると良い葉が採れないので、まめに水やりをします。
・収穫
草丈30cm以上になったら、順次若い葉を摘んで収穫しましょう。
種蒔きの時期 ⇒ 5月〜7月
手入れの時期 ⇒ 10日ごと(液肥)か月に2〜3回(化学肥料)
◎ エンサイの水耕栽培
・栽培容器
目の細かいザルを栽培床とし、ポリ容器を下に組み合わせて用意します。
・種まき
ザルに小豆大の小砂利を水洗いして、3〜4cm厚さに敷きます。
3cm間隔に1粒ずつ1cmの深さに埋めます。
・養液の管理
ポリ容器に、初めはザル底がつかるくらいの水を入れておきます。
発根したら水耕専用の液肥か、水10Lあたり微粉ハイポネックス5g、野菜液5mLを混合した液肥に入れ替えます。
ザル底から根が伸びてきたら、液面とザル底との間に2〜3cmの空間をつくります。 液肥が減ったら水を補給し、
3週間に1回液肥の更新をします。
野菜を育てるガーデニング
よろしければ、どうぞゆっくりご覧ください。