種から育てる葉菜類〜レタス

種から育てる葉菜類〜レタス




種から育てる!葉菜類
レタス  キク科

レタスは、一般に涼しい気候を好み、暑さに弱く、温度が高いと結球しにくい性質があります。 春まきもありますが、家庭菜園では、結球期に涼しくなる秋まき作りが適しています。


・種まき
8月中旬〜9月上旬に育苗容器(深さ10cm程度の箱)に病気を防ぐために清潔な土を入れ、種をまきます。 覆土が厚いと発芽しないので、薄く土をかけ、ぬれ新聞紙をかけて涼しい場所に置いてやります。 なお、30度以上の高温時には発芽しにくいので、種を湿らせた砂とともにビニール袋に入れて、冷蔵庫の中に入れ、 白い芽が出てきてからまくと失敗がありません。

・育苗
発芽したら新聞紙を取り除き、涼しい場所で育てます。
本葉2枚のころ、平床に15×15cm間隔に植えるかポリ鉢1本ずつ植え、 寒冷紗か、よしずをかけて強い日差しを防ぎ、丈夫な苗を育てます。

・菜園の準備
酸性土に弱いので、植え付けの1〜2週間前に、土に苦土石灰をまいて中和し、耕しておきます。 1uあたり4〜5kgの完熟堆肥と化学肥料500gを元肥として施します。

・植え付け
苗が本葉3〜4枚になったら、30×30cmの間隔で1本ずつ浅く植えつけます。
マルチングをするか、敷きわらをすると、降雨の時の土砂はねを防ぎ、病気の予防になります。

・追肥
生育中は、化学肥料、液肥など3〜4回施しますが、葉の芯が結球し始めたら追肥は打ち切ります。 病害虫防除のための薬剤散布も、結球が始まるまでにすませておきます。

・収穫
11月中旬から、結球が硬く締まっているものから順次包丁で切り取ります。 結球が始まると耐寒性が弱まりますから、霜が降りるまでに収穫できない場合は、ビニールトンネルをかけます。 リーフレタスは、葉が15枚くらいになれば収穫できます。

 種蒔きの時期 ⇒ 8月中旬〜9月上旬(秋まき)

 手入れの時期 ⇒ 10月〜11月(追肥)

 収穫の時期  ⇒ 11月中旬〜(秋まき)



野菜を育てるガーデニング

よろしければ、どうぞゆっくりご覧ください。