種から育てる！葉菜類
春菊　　キク科

1年中作ることができますが、涼しい気候を好み、気温が１６〜２０度のころよく育ちますので、春と秋に良質のものが採れます。 特に秋まきは、寒さに強い性質があるので、初心者でも失敗なくできます。


・種まき
９月に種をまきます。
乾燥期には種をまく前に水をたっぷりかけておくと、発芽しやすくなります。

・菜園の準備
畝幅を６０ｃｍ、１５ｃｍ深さのまき溝を掘って畝の長さ１ｍあたり堆肥１〜２ｋｇ、 化成肥料と乾燥鶏糞を各２０ｇ施し、１〜２ｃｍ厚さにします。
１ｍ長さに１０ｍｌの種を、まき溝に１０ｃｍの間隔で2列にすじまきにします。
種がうすく見える位に覆土しておきます。

・間引き
種まき後１週間で発芽しますが、発芽には10度以上の温度が必要です。 晩秋に種をまいた場合は、発芽するまで全面にビニールをかけてやるとよいでしょう。 本葉１〜２枚のころ密生した部分を間引き、本葉４〜５枚で株間５〜６ｃｍにします。 その後徐々に間引いて最後には株間を１０〜１５ｃｍ間隔にそろえます。
もちろん、間引き菜はおいしくいただきましょう。

・追肥
本葉３〜４枚のころ、化成肥料を少量施し、中耕、土寄せします。

・霜よけ
ビニールトンネルや木の枝で霜よけしたり、根元に切りわらを敷いて対策します。

・収穫
種まき後、４０〜５０日で草丈が２０ｃｍになり、収穫期に入ります。
1株ずつ根元ごと刈り取りますが、新芽を摘み取るようにすると長く楽しめます。

・プランター栽培
プランターに市販の園芸用土を入れるか、腐葉土２〜３ｋｇ、化学肥料４０ｇを施して土と混ぜ合わせます。 種は１０ｍｌほどを2列にまき、薄く覆土します。


　種蒔きの時期　⇒　９月（秋まき）

　手入れの時期　⇒　１０月(追肥）

　収穫の時期　　⇒　１１月中旬〜２月（秋まき）

野菜を育てるガーデニング

よろしければ、どうぞゆっくりご覧ください。