健康野菜〜明日葉(アシタバ)

健康野菜を育てる〜明日葉(アシタバ)




明日葉(あしたば)

< ミネラル、ビタミンが豊富 >

日本列島中南部に自生する二年草。

今日(きょう)、葉を摘んでも、明日(あした)は新芽が伸びてくる!
という由来から明日葉(あしたば)といわれています。

◎ 栄養
ほうれん草と比べると、カルシウムは1.2倍、また、ビタミンA、ビタミンB6、 ビタミンB12やゲルマニウムも含まれています。
すばらしい栄養野菜として、不老長寿、回春の薬草として知られています。

・明日葉に含まれる栄養成分量 (日本食品標準成分表より)
(注意)表示される値は、可食部100g当たりに含まれる成分を表す。
mcgは、マイクログラムを表す。

明日葉 ホウレンソウ
たんぱく質    (g) 3.3 2.2
炭水化物     (g) 6.7 3.1
ナトリウム    (mg) 60 16
カリウム     (mg) 540 690
カルシウム   (mg) 65 49
マグネシウム  (mg) 26 69
リン        (mg) 65 47
亜鉛       (mg) 0.6 0.7
銅        (mg) 0.16 0.11
マンガン    (mg) 1.05 0.32
βーカロテン  (mcg) 5300 4200
レチノ−ル当量 (mcg) 440 350
αートコフェロール(mg) 2.6 2.1
γートコフェロール(mg) 1.4 0.2
ビタミン K   (mcg) 500 270
ビタミン B1   (mg) 0.10 0.11
ビタミン B2   (mg) 0.24 0.20
ナイアシン    (mg)
1.4 0.6
ビタミン B6   (mg) 0.16 0.14
パントテン酸   (mg) 0.92 0.20
ビタミン C    (mg) 41 35

◎ 畑の準備
堆肥類を6kgと鶏糞500gくらいを施して高畝にします。
・種まき
 水に浸して湿らせた種を、ふたつきの容器に入れ、冷蔵庫で催芽をします。
 芽が出始めたものをばら撒きにし、上に落ち葉などを乗せて乾燥を防ぎます。
・間引きと追肥
 発芽後は、順次間引いて30cmの株間にします。
 ときどき有機液肥などを施すか、鶏糞を株間においてやります。
・収穫
 1年目は株の養生に努め、2年目に3〜10月までの新芽を摘み取って利用。
・防寒
 寒冷地では冬季、株上に土を盛っておきます。

 種蒔きの時期  ⇒ 4月中旬〜6月

 手入れの時期  ⇒ 有機液肥・鶏糞



野菜を育てるガーデニング

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